「Lyftはサンフランシスコのグロース・チームで働くグロースハッカーを募集しています。」
今アメリカで流行りのライドシェアサービスについて調べ物をしていた時に見つけた求人広告です。
Lyftといえば、同業最大手のUberに並んで今大きな成長を見せるスタートアップの1つ。
もちろんサービスの拡大に伴いチームを増員するのは当然な訳ですが、「グロースハッカーを募集」というなんとも直接的な勧誘文句には思わず驚きました。
更に「growth hacker jobs」なんて調べてみると、世界中で同じような求人広告が多く出回っていることも分かりました。
そこで今回はLyftの求人広告に焦点を当て、グロースハッカーに求められる資質や経験を探求します!(あわよくばシリーズ化を狙っています。)
Lyft
前述のとおり、Lyftは今アメリカで流行中のライドシェアアプリを開発したスタートアップの1つです。
2012年のローンチ以降瞬く間に頭角を表したLyftは、現在までに約83億円の資金調達に成功しています。
そんなLyftが自社サイトの採用ページに掲載した一枚の求人広告がこちら。
「Lyftはサンフランシスコのグロース・チームで働くグロースハッカーを募集しています。」というなんとも強烈な1行で始まるこの求人広告。
成長いちぢるしいスタートアップはどんなグロースハッカーを求めているのか、じっくり見てみましょう!
Lyft求人広告日本語訳
マーケティング(職種)
Lyftはサンフランシスコのグロース・チームで働くグロースハッカーを募集しています。
Lyftは、サービスの成長促進、マーケティング、技術担当の交差点で高い能力を発揮し、迅速でスケール可能な戦略をもってLyftの拡大に努めるグロースハッカーを求めています。
求められる人材は、枠にとらわれない考え方が出来る徹底的な現場主義者。
数字、API、コンピューターが大好きなことはもちろん、試行錯誤を重ね常にサービスの改善にコミット出来る人材を求めています。
あなたの職務
- ・戦略や戦術の構築と実行に努め、Lyftを新たなマーケットに導入する。
- ・解析と継続的なテストでユーザー獲得率及びコンバージョンレートを改善する。
- ・ユーザー獲得及びコンバージョンチャネルの改善によりバイラル効果を最大化する。
- ・チームメンバーの士気を高め、Lyftを次のレベルへと誘うツールを開発する。
あなたの経験
- ・3~5年以上のマーケティング、ユーザー獲得、データ分析の経験
- ・クリエイティブなユーザー獲得戦略を実行した経験
- ・卓越した数値分析、戦略構築、問題解決能力
- ・スタートアップでの経験があると尚良し。
あなたのスキル
- ・絶えず変化する厳しい環境で高い能力を発揮する学習能力
- ・アイディア構築から実行に移すまでのプロセスを卒なくこなすセルフスターター
- ・絶えず変化する環境でも優先順位を柔軟に調整して最高のパフォーマンスを発揮する能力
- ・与えられた日々の仕事の範囲を超えて組織全体の成長に貢献するチームプレイヤー
ボーナスポイント
- ・Lyftの熱狂的ユーザー
- ・HTML/CSS/Javascript/SQL
- ・フェイスブック、ツイッター、リンクトインのツール及びAPIへの見識
- ・コンピューター・サイエンスへの見識
まとめ
- ・グロースハッカー生誕の地アメリカでは、グロースハッカーの採用も活発になっています。
- ・新進気鋭のスタートアップLyftでも、「プロダクト愛」、「プログラミングスキル」、「SNSに関する見識」などなど、当ブログで幾度と無く登場したグロースハッカーの特徴が求められています。
- ・今後も様々な有名スタートアップの求人広告を紹介して、いつか読者の皆様からグロースハッカーが誕生することを期待しています!