全く同じ投稿を各ソーシャルメディアに垂れ流していませんか?
このブログでも既に何度かお伝えしたように、ソーシャルメディアはそれぞれ特有のユーザー特性や機能を兼ね備えています。
ただ単に同一の投稿をフェイスブックやツイッターに垂れ流していては、効果が出なくて当然と言って過言では無いでしょう。
では実際にどのように各ソーシャルメディアを使い分ければいいのでしょうか?
本日は、6つの有名ソーシャルメディアを上手に使い分ける方法を伝授致します!
言わずと知れたソーシャルメディアの帝王フェイスブック。
月間アクティブユーザーの数は12億人とも言われ、フェイスブックのリーチの広さを活用しない手はありません。
しかし、ほとんどの企業がフェイスブックに企業ページを構える今、ただ闇雲にページを作ったり投稿を重ねても大きな効果は見込めません。
ユーザー数が圧倒的に多いフェイスブックだからこそ、適切なターゲティングが求められるのです。
フェイスブックをマーケティングに活用する際は、必ず①企業のブランドを定義し、②ブランド定義に即したメッセージのコミュニケーションを心がけましょう。
一貫性の無い投稿で見込み客を逃すくらいなら、適切なターゲティングによって12億人のユーザーの一部でも獲得する方がよっぽど賢いですよね?
LinkedInは今回紹介するSNSの中で唯一のプロフェッショナル・ネットワーキング・サービス。
キャリア志向の高いユーザーが多いリンクトインでは、消費者向けのマーケティングはよっぽどクリエイティブでない限りあまり効果は無いといえるでしょう。
LinkedInのようなSNSをマーケティングに活用する際は、コネクションを築き、社内の人間の影響力を高めることに集中することが大切です。
直接購買に繋がらなくても、業種やスキルを共有する人々の中で影響力を高めることは企業ブランドの強化につながります。
もちろん影響力が一定まで高まれば、口コミで消費者にもメッセージが届くことだって考えられるのです。
まずはLinkedInで同業や同じスキルを持つ仲間を集めたグループを作りましょう。
まだまだ日本ではリンクトインユーザーの数が少ないため、積極的に周囲の人間を誘ってみることから初めてみるのもいいでしょう。
オンライン上での情報共有はもちろん、オフ会を開いて親睦を深めることも重要です。
強いリーダーシップが無駄になることはありませんよ!
最近日本語でもサービスを正式に開始したピンタレスト。
お気に入りの画像や動画を自分の「ボード」に貼り付けて共有するSNSサービスです。
どのソーシャルメディアにも当てはまることですが、やはりピンタレストでも商品のPRばかりを行う押し売りページにしては元も子もありません。
特に女性ユーザーからの支持が強いピンタレストでは、ブランドのライフスタイルを提案する画像や動画を掲載することが重要と言えるでしょう。
例えば天然由来成分を売りにする化粧品であれば、オーガニックなライフスタイルを連想させる画像や動画を載せて、ユーザーにブランドのビジョンを共有してもいいかもしれません!
マルチメディア系SNSといえばInstagramも忘れてはいけません。
既に日本でもユーザー数の多いインスタグラムでは、あなたのブランド商品を写真におさめて(加工して)共有してもらうキャンペーンを実施してみるのがオススメです。
SNSマーケティングの基本である双方向コミュニケーションを忠実に守って、優れた写真にはクーポンや商品などのギフトを与えると更に効果的です。
ハッシュタグをつけて拡散効果を最大化することも忘れずに!
誰でも気軽にフォローが可能なTwitter。
フォローするという文化はFacebookよりも強く根付いており、著名人と一般人が気軽に交流出来る点も人気のひとつと言えるでしょう。
著名人や有名アカウントとのコミュニケーションはブランドの認知度拡大に直結し、マーケティング担当としてはもちろんこうしたTwitterの利点を活かさない手はありません!
- ・まずはブランドと関連性のある著名人をフォロー
例えばあなたが前述の化粧品ブランドだったら、影響力の高い女性芸能人をフォローしてみましょう。(例えばきゃりーぱみゅぱみゅ)
- ・ブランドと関連のあるメッセージをリツイート
なんでもかんでもリツイートしていたら、労力も勿体無いしブランド力の低下を招きかねません。
いくらきゃりーぱみゅぱみゅの個人的ファンでも、化粧品に全く関係の無いツイートに対してアクションをとるのは控えましょう
- ・質問や悩みに答えてあげる
著名人がツイートする理由の1つに、大多数のユーザーを利用して質問や悩みに対する回答を求めていることが挙げられます。
例えばきゃりーぱみゅぱみゅがこんな風に肌に関する悩みつぶやいていたら、すかさず反応してあげましょう。
多くのメッセージを受信する著名人ですが、ニーズにマッチしたコメントにはしっかり返信する方々も多いようですよ!
*著名人に知り合いがいても、ステマをしてはいけません。
YouTube
「予算もないしどうせクオリティの低いビデオしか作れないから…」
なんてYouTubeマーケティングを諦めていませんか?
スマホが普遍化する今、何も高級ビデオカメラや編集ソフトを使う必要はありません。
世の中には様々な無料動画編集アプリが出回っており、マルチメディア戦略には打ってつけの時代と言えるのです。
特に画像やテキストだけでは伝わらない機能が備わった製品やサービスには、YouTubeマーケティングが欠かせません。
ウェブサイトに動画をただアップするだけではなく、YoutubeにポストしてGoogle+から拡散を狙うことも忘れないように!
まとめ
- ・各ソーシャルメディアはそれぞれ違ったユーザー特性や機能を兼ね備えています。
- ・それぞれのソーシャルメディアを理解し、マーケティングの目的に沿ったメディアを活用しましょう。